三島市は、富士南麓、箱根西麓の伊豆半島の付け根に位置し、自然を望む絶景や浜松に次ぐうなぎの産地でもあります。
今回はそんな三島市にある「三島市梅花藻の里」の概要と特徴をご紹介します。
三島市にある「三島市梅花藻の里」の概要
きれいな水でしか育たない小さな白い花
楽寿園の小浜池で発見され、梅の形に似ていることから「三島梅花藻 (ミシマバイカモ)」と名づけられました。
水の汚染に非常に敏感で、きれいな冷たい水の中でしか育ちません。
花の咲く時期は5~9月ごろですが、場所によっては一年中咲いています。
三島梅花藻の里や源兵衛川下流(水の苑緑地)あたりでよく見られます。
三島梅花藻の里は、三島梅花藻を育てています。
とても小さな公園ですが、湧水にゆれる可憐な花を見ることができます。
夏は冷たく、冬は暖かく感じる三島の湧水に触れて、お楽しみください。
●所在地:三島市南本町7(三島梅花藻の里)
●アクセス:
【電車でお越しの方】
・JR「三島駅」南口から徒歩約20分・三島田町駅から徒歩約5分※佐野美術館近く●問合せ:三島市商工観光課
tel:055-983-2656
「梅花藻」には下記のような特徴があります。
[特徴1]:水中に沈んだ糸状の細い葉と梅のような白い花が特徴です。
[特徴2]:清浄な水でしか育たないため、美しい水質が保たれます。
[特徴3]:地下水や山からの湧き水が流れ込む場所が多く、水が澄んでいて冷たい。
「梅花藻の里」のおすすめポイントをご紹介します!
[おすすめポイント1]:豊かな生態系を有しており、多くの動植物が生息し、特に水生昆虫や魚類、鳥類が多くみられます。
[おすすめポイント2]: 地元の人々や環境保護団体が梅花藻とその生息地の保護活動を行っています。
[おすすめポイント3]:園内には2基の水車や井戸があり、掘り抜き井戸の湧水に直接触れることもできます。
梅花藻の里は観光地としても人気があります。
風景を楽しむためだけではなく、地域の文化や伝統に触れることができるイベントや体験プログラムが提供されている場所あります。
その自然の美しさと豊かな生態系、そして地域の人々による環境保全活動が調和した場所として、多くの人々に愛されています。