三島市は、富士南麓、箱根西麓の伊豆半島の付け根に位置し、自然を望む絶景や浜松に次ぐうなぎの産地でもあります。今回はそんな三島市にある「三島市清掃センター」の概要と特徴をご紹介します。
・所在地:〒411-0000
三島市4703-94
・受入日:月曜日~金曜日(祝日・年末年始を除く)
毎月第一日曜日(粗大ごみのみの受入)
・受入時間:午前9時~午前11時30分 午後1時~午後3時30分
・持ち込むことができる人:排出者本人(三島市内に居住していること)
・公式サイト:https://www.city.mishima.shizuoka.jp/ipn000314.html
「三島市清掃センター」には下記のような特徴があります。
[特徴1]:三島市における一般廃棄物(ごみ)の収集は、「生活系ごみ」と「事業系ごみ」とに分類し、「生活系ごみ」については、主にごみ集積所(ステーション)方式を採用し、燃えるごみ、資源ごみ、資源古紙、ペットボトル・白色トレイ・白色発泡スチロール、危険不燃物、乾電池等に区分して、分別収集を行っている。
[特徴2]: 環境衛生イベント
(1) 環境美化推進大会: 環境問題への意識と関心を深め、環境美化活動の推進を図るため、環境美化活動を実践して顕著な功績のあった団体・個人の表彰及び環境講演会を開催している。
(2) 三島の川をきれいにする奉仕活動:市内を流れる3河川の清らかなせせらぎと美しい水辺環境を守るため、市民との協働により河川清掃を実施している。
(3) 統一美化キャンペーン:環境美化の推進及び不法投棄の防止を図るため、市民との協働により中心市街地のポイ捨てごみ回収作業及び街頭啓発活動を実施している。
(4) 環境衛生週間ポスター・標語展: 若い世代の環境衛生に対する意識の向上を図るため、小学 4 年生から中学 3 年生までを対象に環境衛生等に関するポスター及び標語を募集し、優秀作品の展示及び表彰を行っている。
「三島市清掃センター」のおすすめポイントをご紹介します!
[おすすめポイント1]:「メルカリShops」を活用した粗大ごみ等の販売を開始しました。近年、市のごみ排出量は減少傾向にありますが、市民一人1日当たりのごみ排出量は、県内人口10万人以上の都市のうち「4番目」に多い状況です。また、最終処分場の残余容量もひっ迫しており、ごみの減量が課題となっています。そこで、「メルカリShops」を活用して、清掃センターに搬入される“まだまだ使用できる”粗大ごみ等を販売することで、ごみの減量、循環型社会の推進及びリユース意識の醸成を図ります。
[おすすめポイント2]: ごみの資源化はリサイクルという言葉で表現されるが、ごみを減らすといった課題においては、不可欠なものである。本市においても、ごみとして出されるものを、地域の子供会や学校等のPTA、自治会などがアルミ缶やびん、新聞紙や段ボール等の古紙を資源ごみとして回収し、その回収量に応じ報奨金を交付しているほか、フリーマーケットの開催等により、市民自らが率先して生活の工夫をし、ごみの減量を推進している。
[おすすめポイント3]: 衛生害虫等の駆除
(1) ユスリ蚊の駆除:ユスリ蚊は、河川等の滞留箇所で大量発生することが多く、市内のほぼ全域で見られるため、市内小河川等の 22 箇所で定期的に薬剤散布を実施しているほか、市民からの相談等に応じて、随時薬剤の散布や無償配布を行っている。
(2) ねずみの駆除: ねずみについての相談はほとんど無いが、市民からの相談に応じて、薬剤の無償配布を行っている。
(3) スズメバチの駆除: スズメバチの駆除については、平成 26 年度まで直営及び業務委託により駆除作業を実施していたが、現在は駆除業者の紹介のみを行っている。
まとめ
一般廃棄物の収集は、「生活系ごみ」と「事業系ごみ」に分類され、生活系ごみはごみ集積所方式で燃えるごみ、資源ごみなどに分別収集されます。環境衛生イベントとして、環境美化推進大会や川の清掃活動、統一美化キャンペーン、環境衛生週間ポスター・標語展が開催されています。
またメルカリShopsを活用した粗大ごみの販売:未使用の粗大ごみを販売し、ごみの減量と循環型社会の推進を図っています。
ごみの資源化と減量推進:地域の団体や学校が資源ごみを回収し、市民がごみの減量に貢献する活動を行っています。
衛生害虫駆除:ユスリ蚊、ねずみ、スズメバチなどの害虫駆除を定期的に行い、市民の安全と衛生を守っている。
これらの取り組みにより、三島市清掃センターは地域の環境保護と衛生管理に貢献しています。