三島市中田町にある「佐野美術館」の概要
佐野美術館は1966年に佐野隆一氏の寄付により開館しました。
敷地内には隆泉苑と呼ばれる庭園があります。昭和の初めの頃創られた回遊式庭園で、湧水が四季変らず池を満たしています。
美術館は隆泉苑の南の一角にあります。ここには日本刀・陶磁器・青銅器・金銅仏・古鏡・能面・絵画・書など幅広い分野の美術品が収蔵されており、常設展示で一部を公開しています。年に7回程度開催する展覧会は、絵画・工芸・絵本など多彩なテーマが魅力です。
刀剣・絵画・絵本など多彩な展覧会
佐野美術館は、昭和41年11月10日開館しました。
様々なジャンルの展覧会が、年に7回程度開催されています。
小・中・高校生 550円
三島市中田町にある「佐野美術館」の特徴とは
約2,500件の日本・東洋の美術品コレクション
コレクションは、創立者の佐野隆一氏(1889-1977)の収集品が基礎となっています。
コレクションの特色はその多彩さ。
日本刀は特に名品が多く、その他陶磁器・金銅仏・古写経・日本画・能面・装身具・人形なども。
東洋の美術工芸品を中心に、それぞれ系統立てて集められています。
小さな常設展示室には収蔵品が展示され、年4回程度の入れ替えがあります。
国の登録有形文化財 隆泉苑
美術館の敷地内には、自然の趣を活かした回遊式庭園があります。
そこには、吟味された材料で建築された日本家屋「隆泉苑」が佇んでいます(家屋内は通常非公開)。
その名は、創立者の佐野隆一氏の「隆」と、こんこんと湧き出る「泉」から名付けられました。
美術館の開館時間中は、散策することができます。